seemoreglass’s diary

読んだ本の引用、好きな作品の紹介

【引用】田口幹人『まちの本屋』/伊藤清彦『盛岡さわや書店奮戦記』

まちの本屋 知を編み、血を継ぎ、地を耕す

まちの本屋 知を編み、血を継ぎ、地を耕す

本を取り扱うという意味において、本屋と図書館が並列で論じられることがあります。しかし僕は、図書館があるから本屋がダメになるという論調には同調できません。本屋と図書館の役割は違うはずだからです。今こそ両者の役割を考え、本の未来に向かって協力すべき時期なのだろうと思います。(48)

本屋としてはこの一冊(売れていなくてもあえて在庫に入れる、「書籍の棚をつくるときに、中心となる一冊」)にこだわりたいし、こだわるべきだと思っています。これがないと締まらない、という一冊がある。見に行ったとき、ああ、これがあるとやっぱりいいよね、と思える一冊。これに何を選ぶかで、本屋の色は変わってきます。(71)

伊藤清彦(田口さんの恩師)のこの本にも似たようなことが記載されていたので引用。

盛岡さわや書店奮戦記―出版人に聞く〈2〉 (出版人に聞く 2)

盛岡さわや書店奮戦記―出版人に聞く〈2〉 (出版人に聞く 2)

そのジャンルの効き目の本(「各ジャンルで絶対においてなければならない本」)があって、それを中心にして他の本が派生し、その著者にまつわる本なども並んでいくようになる。これが棚づくりのセオリーである…(158)