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seemoreglass’s diary

読んだ本の引用、好きな作品の紹介

【引用】佐藤剛史『大学で大人気の先生が語る〈恋愛〉と〈結婚〉の人間学』/南野忠晴『正しいパンツのたたみ方』

朝、仕事に出かける時に、「いってらっしゃ~い」と妻や子供が見送ってくれます。仕事から帰ってくると、家には明かりがついていて、(中略)子どもたちが「パパだぁ~」と居間から飛び出して来て、両足にしがみついてくれます。
 こんな温かい生活を味わったら、誰も見送ってくれない、「おかえり」も言ってくれない、明かりのついていない家に帰るというような生活には戻れません。
 幸せな人生とは、一緒に喜びあえる人がいるからこそ、幸せだと思うのです。いくら目的を達成しても、社会的に成功しても、何かを成し遂げても、一緒に喜べる人がいなければ、そう嬉しいとは思わないはずです。
 大好きな人と、生活を共にし、幸せな人生を創り上げることができるのが結婚です。(42)

正しいパンツのたたみ方――新しい家庭科勉強法 (岩波ジュニア新書)

正しいパンツのたたみ方――新しい家庭科勉強法 (岩波ジュニア新書)

それぞれがそれぞれで精いっぱい生きてゆくことが大切なことであって、定形化されステレオタイプ化された家族イメージを生きることが必ずしも「幸せ」につながるわけではありません。でも、「結婚していないカップルは家族じゃない」と考える人の多さからもわかるように、生徒たちの「幸せの形」はずいぶん固定化されていて、それ以外の生き方は「失敗」であるかのように思い込んでいたりします。(73)

僕自身は、誰かとともに暮らそうという気持ちが形になったものが「家族」であり、その一員として自分で何ができるかを考え、やるべき責任を果たし、かつお互いの距離も大切にするということが大事なのではないかと思っています。(93)

同じ岩波ジュニア新書でこうも違うのかと思って並べてみた。佐藤剛史先生の思い描く「幸せの形」は南野忠晴先生の言葉を借りれば「ずいぶん固定化されてい」るように見える。